明けましておめでとうございます。
今年は新天皇即位に伴い新たな元号になるという大きな変化を迎えますが、日本語教育も外国人材受け入れという社会の変化に伴い、今まで以上に存在意義を示す年となることが予想されます。
昨年末の12月25日に外国人労働者受け入れ拡大に向けた関係閣僚会議が開催されました。
また、同日に開かれた閣議で改正出入国管理法に基づき今年4月に創設される新在留資格「特定技能」に関する基本方針や分野別の運用方針、外国人全般に対する総合的対応策が決定されました。
日本語教育関連の予算が拡充されることからも、政府がこれまで以上に「日本語教育」の充実を重視していることが見受けられます。
「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」の中でも、外国人に対する支援の一環として「日本語教育の充実」「日本語教育機関の質の向上・適正な管理」が挙げられており、日本語教師としての活躍の場の広がりと同時に、日本語教育機関の環境整備が期待される内容となっています。
日本語教育に携わる皆さま、そして日本語教師を目指される皆さまにとって、
より良い年になりますよう願うと共に、私どももその一助になりますよう努めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。