第4回全養協フォーラム~サブカルチャーと日本語教育の接点を探る~

日時: 2006年1月7日(土) 13:30~17:00 (13:00開場)

会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟セミナーホール417

参加費: 1,000円 

趣旨:

 外国人が日本語を学ぶ動機は様々であるが、近年、若年層を中心に新しい「日本(語)ブーム」とも言うべき現象が顕著である。それは、日本のアニメーションや漫画を中心にファッション、ポップス、テレビゲームに至るまでその範囲は広範である。今や伝統芸能や古典的文化より、この日本のサブカルチャーとも言うべき分野が世界の若者に対して強い発信力を持ち始めている。外国の若者にとってこれらへの興味は、当然日本語への興味と同列、同義と考えることができる。かつての日本の経済力を背景とした日本(語)ブームとは異なり、この『波』は利害関係とは無縁な“面白い、楽しい、嬉しい”という前向きな自由で闊達な精神に支えられている。現実に制作の現場は既に中国、韓国の工房なしには成立しないほどである。
 日本語教育に携わる者として、このような動機で日本語に興味を持っている外国の若者に対して、その認識をどのように深め、それをどのように促進し、日本語学習への意欲に結び付けていくかは、ゆるがせに出来ないテーマであり、日本語教師の状況認識としても必要不可欠である。また、こうした事実を踏まえれば、日本語教育への新しい需要喚起を招来することも可能であろう。
  そこで、外国の若者が日本のサブカルチャーに強い関心と興味を持っている事実を知り、日本語教育との接点を探ることは日本語教育に携わるものにとって極めて今日的なテーマでもある。
 

スケジュール:

開会の辞 鈴木 裕生 (全養協代表理事) 

<第1部>

プレゼンテーション: 「サブカルチャーの現在」

プレゼンテーター:

  • 岡田 斗司夫 (大阪芸術大学客員教授) 「日本のアニメ文化~制作現場からの報告~」
  • 申 東淳 (韓国アニメーション作成チーム所属) 「韓国でのサブカルチャー~韓国人の見た日本文化~」
  • 勝又 美智雄 (国際教養大学教授、元日本経済新聞社社会部記者) 「ソフトパワーとしてのサブカルチャー」 

<第2部>

パネル討論: 「サブカルチャーと日本語教育」

パネリスト:

  • 岡田 斗司夫 (大阪芸術大学客員教授)
  • 申 東淳 (韓国アニメーション作成チーム所属)
  • 勝又 美智雄 (国際教養大学教授、元日本経済新聞社社会部記者)
  • 白井 義弘(東京中央日本語学院学院長)

【会場とのQ&A、まとめ】 
 
<第3部>

「全養協・日本語教師検定」実施にあたって

吉岡 正毅(全養協専務理事、試験実施委員会委員長)
 
閉会の辞 水谷 修 (名古屋外国語大学学長、全養協顧問)

アクセス: 国立オリンピック記念青少年総合センター (東京都渋谷区代々木神園町3-1)

  • 小田急線「参宮橋」駅下車 徒歩約7分
  • 地下鉄千代田線「代々木公園駅(C02)」下車(代々木公園方面4番出口)徒歩約10分
  • 京王バス 新宿駅西口(16番)より 代々木5丁目下車/渋谷駅西口(14番)より 代々木5丁目下車 

主催: 全国日本語教師養成講座連絡協議会 

後援: 独立行政法人 国際交流基金、独立行政法人 国立国語研究所、東京日本語ボランティア・ネットワーク、社団法人 日本語教育学会 独立行政法人 日本貿易振興機構 (50音順)

協賛: 株式会社 朝倉書店、株式会社 アルク、イカロス出版 株式会社、株式会社 くろしお出版、株式会社 スリーエーネットワーク、株式会社 凡人社 (50音順)